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同人音楽の感想をつらつら書いています。現在は http://srn.xyz に移転しています。

コラム : ウェブサイト、『同人音楽超まとめ』がとても有意義なサービスになりそう

2014年4月13日、突然浮上した(いずれ大規模になるであろう)サービスが公開された。

 発起人はBitplaneこと、愛新覚羅溥儀氏。コンポーザーとして名前を知ってはいたけれども、まさかこんなものを起ち上げるとは…。

この『同人音楽超まとめ』は何をすることができるサービスなのかというと、即売会参加のサークルのCDの試聴ファイルがこのサイト1つで視聴できる、というもの。
『20秒再生モード』を大きな特徴の1つとしていて、このモードを有効にしておくと、サークル毎の試聴ファイルを勝手に20秒に切って繋いでくれる。
いちいち特設ページに飛び、試聴ファイルをDLしたり、サウンドクラウドを開いたり、Youtubeの動画を読み込んだりしなくてよくなるため、情報収集が恐ろしいほど円滑になるというものだ。

同人音楽サークルの新譜の情報などは、各イベントのカタログや公式サイト、サークルメンバーの個々人のSNSのアカウント、各サークルのホームページなどを「個人で」探しまわる他に回収する術が現在のところ、存在しない。包括的にこのフィールドを俯瞰しているサービスがないのである。メジャーの情報であれば、それこそ各社のレーベルや、様々な媒体(ニュースサイト『ナタリー』や、タワーレコード、フリーペーパー等々)で発信されているが、同人音楽の世界にはこのような存在は、せいぜい動画共有サイトにアップロードされる視聴ファイルが関の山である。
つまり、ターミナルがない。情報は散り散りになっており、集積し整理された状態で発信される場がないということだ。

この現状を打破し、同人音楽という界隈を活性化させ、新陳代謝を促そうとするのが『同人音楽超まとめ』である。
トップページにもあるように、ターゲットは絞られている。そこに挙げられているターゲットというのは、今の今まで個人で情報を集めてきた人間である。このターゲットからも情報を集約することができれば、かつてない規模の情報発信サービスになることは間違いない。今回の春M3では一般ユーザーからの情報入力は行えないようであるが、いずれ入力フォームを設置し、ユーザーからも情報提供が行えるようになる、ということだ(主宰のTwitterより)。

まだ立ち上がったばかりのサイトである。コンテンツも仮の状態で、トップページの状態もお世辞にも良いとは言いがたい。しかし、これから更新がなされ(少なくとも春M3の情報は更新されるとのこと)、大規模になり、夏コミまでにはサービスの基盤が整うことになるだろうと思う。これからの発展に期待しつつ、僕自身も応援していきたいと思っている。