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Altanaphixx - Altanaphixx OUTERSIDE #04 Rouges / オリジナル

(視聴ファイル、アートワーク等は特設サイトへ)

Title : Altanaphixx OUTERSIDE #04 Rouges
CIrcle : Altanaphixx
URL : http://www.altanaphixx.com/disc_os04.html

Altanaphixxは主にコンポーザーのfmy.とxaryanから成る同人音楽サークルである。
結成は2006年。Youtubeが開始された次の年、ニコニコ動画が新生する1年前である。
現在の活動は比較的小規模となっているが、一昨年はfmy.がソロアルバムを発表したり、昨年はアルバムのリリースは無かったものの、個々人のソロシングルがイベントで頒布されたりと、活動が一切途絶えてしまうことが多いこの手のサークルの中で、コンスタンスに作品が発出され続けるサークルだ。

このAltanaphixx OUTERSIDE #04 RougesはOUTERSIDEという名前が表しているように、メインストリームの作品ではない。主にシングル作品に名付けられるシリーズ名である。
現在は#06までリリースされている。Rougeは2011年の作品であるが、#05 CITORIGNEと#06 LOVE IMITATIONは2013年の発表となった。
ちなみにメインストリームのOpusシリーズはしばらくリリースされていない。

肝要の中身はと言うと、6曲収録で、再生時間は約40分。最早シングルの域は出ているのではないかと言えるボリュームである。
1曲目、アルバムタイトル曲のRouge (original mix)は、fmy.の曲の特徴が前面に押し出されたサイケデリックトランス。本人によると、[HYBRIDIZE PSYTRANCE]。モーニングの風味を多分に含み、なおかつリキッドな音使いがされている。耳に残る刺激的でユーフォリアなPsyTranceである。
2曲目はfmy.と交友の深いvoidのInvocatorである。こちらもまた、void節がよく顕れているUplifting Tranceに仕上がっている。なお、この曲はvoidのソロアルバム、『Altersist』にも収録されている。
3曲目は再びfmy.の曲で、Love Despite the Distress Love、曲調が打って変わってテックダンスである。シュランツのBPMを下げて、4分のビートを強調(グルーブ感)した音楽である。提唱者は日本人のYOJI BIOMEHANIKA。現在はYOJIと名乗っている。
そして4曲目、Anemoneで再びトランスに立ち戻る。fmy. vs. K-system名義となっており、コラボ曲。本人らのジャンル付けによると、EUPHORIC TRANCE。Uplifting Tranceと並んで一時期人気を博したが、現在は若干下火。Uplifting Tranceと同じものを指すとも言われる。
5曲目のリミックス曲を横目に、最終トラック、Rouge (Infected B mix)を少し見てみよう。
この曲はCDを眺めただけでは絶対にネタ元が分からない。名義のBOKKEN FUCHIAは
THE BMS OF FIGHTERS 2010 -The Evolution of War- で使われたfmy.の別名義。
もちろん知らなくても曲は楽しめるが、知っていると「あああの時使ってたやつ」と若干楽しみが増える。それ以外に特にメリットはない。
なお、この別名義で書かれた曲はCROSSFIREというタイトルである。Youtubeに視聴動画も上がっているので、気になった人は是非検索してみると良いだろう。

AltanaphixxメンバーはAltanaphixx以外の場で曲をリリースしていることが多いので、ここだけを見て追いかけていると活動が滞っているように見えるが、実際には毎年必ず新曲が出ている。electro planetや、Diverse System等の大手サークルもチェックしていくと追っかけが捗るだろう。