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Amateras Records - Re:Imagination / 東方アレンジ

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Title : Re:Imagination
Circle : Amateras Records
URL : http://amateras-records.com/discography/amrc-0008

東方アレンジ界隈では既におなじみとなった、Amateras Recordsの作品。
Amateras Recordsはクラブ/ダンスアレンジを得意とするサークルで、556ミリメートルやEastNewSoundsなどのサークルと近い間柄にある。事実、この作品でもゲストとして付近のサークルのメンバーが参加している。

クラブ…特にキャッチーなダンスアレンジを行うサークルは数あるが、その中でもAmateras Recordsは豪華な作曲陣とボーカリストをゲストに呼ぶことが多い。
サークルリーダーのTracy(とボーカルのほたる)の楽曲は、KONAMI音楽ゲーム、SOUND VOLTEXにも収録されているので、アマレコ(略称)そのものは知らずとも楽曲だけは知っているという人も居るに違いない。

さて肝要のCDだが、内容としては過去のAmateras Recordsから発表された楽曲のリミックス作品が収録されている。
リミキサー陣には、8#Prince (筆者注 : 八王子P)、MiYAMO、Hommarju、Amane (天音)、Nhato、Kirinが参加。そしてもちろんTracyも参加している。
これは豪華と言わざるを得ないのではないだろうか。例えば八王子PはボーカロイドPから華麗な転身(と言うよりは進出)を遂げメジャーアーティストに楽曲提供をする有名コンポーザーであるし、Nhatoは世界から注目される敏腕DJ兼コンポーザー、Hommarjuはコナミ音楽ゲームを遊ぶ人であれば既に知らない人は少ないだろう。
プロ同等の実力を持ったアーティストが軒を連ねる「激ヤバ鬼マスト」な作品なのである。

1曲目は「失恋色した涙」の8#Prince Remixで、彼の特徴が全面に出たエレクトロポップ。ボーカルはKUMIで、ヲタみんという名前で知っている人が多いだろう。
4曲目、Believer (Amane Hardcore Remix)は彼の本領、UK Hardcoreのリミックスに仕上がっている。日本人に好まれる明るいメロディラインとクラッシュシンバル、そして重すぎないキックが特徴的なハードコアである。音楽理論的な要素は他のサイトに行けば書いてあるのでここでは感覚的な表現に留める。
天音の個人サークル、Rolling ContactではこのUK Hardcore系統の楽曲が多数リリースされているので、気になった方はそちらもチェックして頂きたい。
そして6曲目、誘惑ディナータイム (Nhato Remix)はそれまでのCDの雰囲気とは一変、まさに「誘惑」されるようなアダルティなプログレッシヴトランスである。こちらもリミキサーのNhatoの得意ジャンルでのリミックスである。プログレッシヴトランスと表現するには若干BPMが速いと言えるが、それはCDの流れを壊しすぎないようにしているためだろう。

この作品はリミックスアルバムのため主にゲストに重点を置いて記事にしたが、普段のAmateras Recordsの作品もクオリティの高いものである。同時リリースであった『Unlogical Trick』もついでに聴いてみる、くらいの意気込みでURLを開いていただければ幸いである。